新年、あけましておめでとうございます。忙しさを理由に2カ月もブログの更新を怠ってしまいました。申し訳ありません。さて、開業二年目の2019年も何とか無事に終わりました。当院は手術治療を中心としたクリニックなので、まずは2019年の手術件数のご報告をさせていただきます。総手術件数1096件、その中で白内障手術は1034件でした。開院当初からの目標である年間1000件の手術を達成することができました。これもひとえに、私に大切な目を任せていただける患者様と信頼してご紹介いただいている近隣の先生方のおかげと深く感謝しております。2020年は開業して3年目の年となります。地域で信頼される眼科医を目指して、より鍛錬したいと思います。まずは、白内障手術機器で最新の超音波ハンドピースの導入を実行したいと思います。この機器を導入することによって、さらなる安定した低侵襲の手術を提供できると考えております。また、今年も引き続き学会発表を続けていきたいと思います。昨年は、海外におけるフイルムフェスティバル（研究や手術手技などをまとめたビデオで競うコンテスト）において、アメリカ、アジア、ヨーロッパの三つのエリアで受賞しました。1年に三つ以上の受賞を経験したのは2017年以来ですが、クリニックでの診療をしながらの研究・発表はなかなか厳しいものがありました。しかし、自分のアイデアを世界の先生が評価してくださるということはこの上ない喜びであり、普段の診療におけるモチベーションにもつながります。白内障手術をした翌日に、炎症が少ない目を診察し、患者様のにこにこした笑顔を見ると、私の方向性は間違えていないと感じる瞬間です。そして、最も大切なことは、日ごろの診療においてさらに患者様にわかりやく病状を説明し、心の通った医療を提供したいと考えております。患者様に病状をご理解いただきたいと、つい熱くなってしまうこともありますが、やはり冷静さを失ってはいけませんね。今年も、目でお困りのことがあればお気軽にご相談ください。ではまた。。。