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院長の研究が英文雑誌(JCRS)に掲載されました。

[2022.11.07]
こんにちは、大分寒くなってきましたね。体調を崩しがちな季節ですのでご自愛ください。さて、少し前に第76回日本臨床眼科学会に参加・発表してきました。今回の発表は企業セミナーのみでしたが、色々と新しい情報を得ることができて、とても有意義でした。私の発表はAMO社の眼内レンズにおけるアイハンスの使い方についてお話させていただきました。当院は、様々な眼内レンズを採用していますが、アイハンスは保険診療の範疇で使えるやや見える範囲を広くしたレンズです。もちろん、多焦点眼内レンズほど眼鏡から解放されるわけではありませんが、うまく使えば非常に生活の質が上がります。今後も様々な眼内レンズが出てくると思いますが、最新情報を取り入れ、最新の医療を提供できる施設であり続けたいと思っています。また、研究面においては昨年に発表した内容が、英文雑誌Joural of Cataract and Refractive surgery(JCRS)に掲載が決まりました。この雑誌は世界の白内障手術を専門にしている医師が読む雑誌で、研究の結果が出た暁にはいつも掲載を目標にしています。しかし、論文を投稿したからといってすべてすんなり掲載されるわけではなく、査読者というレフリーによって査読され、ほとんどが掲載を許されないことが多いのです。また、掲載を許されるとしても投稿から数か月間のやり取りをしてやっと掲載許可を得られるというのが通常です。しかし今回は投稿してからわずか2週間で掲載許可が下りました。今までの中で最短記録でした。開業してからは日常診療で忙しく中々英語で論文を書く時間を取ることは難しいのですが、様々な方に助けられながら掲載許可を得られたことは望外の喜びです。この場を借りて、助けていただいた方々に感謝申し上げます。今後も一研究者であることも忘れず、そしてそこで得れた最新治験を生かしながら安全・安心な医療を提供していきたいと考えています。

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