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米国白内障屈折矯正手術学会フイルムフェスティバルで総合1位を獲得しました。

[2020.05.18]
こんにちは。毎年、春に参加している米国白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)は、コロナ禍によりWeb開催でした。ボストン開催予定で行けなかったのは非常に残念でしたが、Web開催の中でフイルムフェスティバル(研究や手術手技をビデオにまとめて競うコンテスト)は行われました。毎年、様々な内容で出し続けており、今年で11年目となりますが、今年はグランドプライズ(総合1位)を獲得しました。長年、総合一位を獲得したくて挑戦してきた夢がやっとかないました。アメリカでの受賞は今回で4回目ですが、普段であれば、広い会場でアカデミー賞のごとく表彰されるのですが、Web開催だとやはり迫力に欠けます。しかしある意味特別な年での受賞に人々の記憶に残るかな・・・とポジティブに考えるようにしました。内容は、白内障手術の灌流液の中に水素を溶かしておくと侵襲が弱まるというものです。この研究は、私が在籍している日本医科大学・眼科の高橋浩教授が20年以上前から行っていた活性酸素に関するメインテーマのうちの一つです。日本医大を代表して私が教室の業績をビデオにした内容がアメリカで評価されて非常に感慨深いものがあります。少しは日本医大・眼科に恩返しができたかなと思っています。 Web開催のためトロフィーはまだいただいておりませんが、ご指導いただいている静岡の杉浦眼科の杉浦毅先生からも立派な胡蝶蘭をいただき、外来に飾っておりますので、ご来院の際は是非ご覧ください。

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