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物が二重に見えるんですけど・・・とは?

[2018.07.17]

こんにちは。強烈な暑さですね。善行すずき眼科のある善行は坂が多い場所なので、お越しの際には、無理せずバスやタクシーなどを上手く使っていらっしゃってください。電車でお越しの方は、駅前ですので歩いても大丈夫です。さて、本日は「二重に見える」という症状についてお話しします。二重に見える際に、まずやっていただきたいのが、手で片方の眼をかくし、片目で見てもその症状があるかどうかが大切です。片目で二重に見える場合は、眼の中で何かが起こっている場合が多いです。水晶体(レンズ)が濁ってしまう白内障などレンズの異常がもっとも多いです。逆に片目で見ると一つだが、両眼で見ると二重に見えるという場合は、目そのものよりも眼を動かしている筋肉に異常が生じている場合があります。筋肉そのものに異常がある場合と筋肉に信号を送っている神経の異常の場合があります。ここで、最も注意すべきものは頭の病気です。眼を動かしている神経は頭の中から伸びているので、脳出血や脳梗塞などを生じた場合に、筋肉を動かしている神経に不具合が生じ、筋肉を動かすことができなくなり、つまり眼球を動かすことができなくなって二重に見えることがあります。物を見ているとは、頭で見ているので、二つの眼で一つのものを見るためには、二つの眼の位置を正常な位置にもってこなければなりません。それができない場合、頭の中でそれぞれの像を重ね合わせることができず二重に見えてしまいます。このように、頭で異常が起きてる場合は言うまでもなく命に係わる状況となる為、総合病院での早急な精査と処置が必要となります。また、筋肉に近い部分つまり末梢神経が糖尿病などで麻痺してしまう場合も二重に見えることがあります。この場合、末梢神経は再生しますので、症状は一時的なことが多いです。「朝起きたら、二重に見えるけど、今日は忙しいから明日眼科に行くかな・・・」ではダメです。すぐに眼科で精査しましょう。ではまた。。。

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