2023年6月9日（金）にシンガポールで行われた第35回APACRS（アジア太平洋屈折矯正手術学会）のフィルムフェスティバルのCataract/Implant Surgery部門で第一位（Winner）を受賞しました。発表内容は白内障手術時における眼圧はどの値が適切なのかを臨床的、実験的に示した内容です。私のメインテーマである低侵襲白内障手術の研究の一部です。この学会では、5回目の受賞であり、海外では18回目、日本も合わせると24回目の受賞となります。今年の受賞者で日本人は4人で一番多く、日本人としてとても誇らしい結果でした。木曜日の夜中の飛行機でシンガポールに向かい現地で1泊、飛行機で2泊し、日曜日の朝に帰国しました。弾丸ツアーでしたが、非常に充実した旅でした。唯一の観光はマーライオンを見るだけでしたが・・・今年も無事に受賞できてホッとしております。今後も日常の臨床で地域医療に貢献しつつ、白内障手術の発展のため研究を続け、世界における日本のプレゼンスを今後も高めていくように努力していく所存です。