こんにちは、4月22日～26日、アメリカのワシントンDCで行われたASCRS（米国白内障屈折矯正手術会議）に参加してきました。今年も、フイルムフェスティバルという8分の学術ビデオで競うコンテストに提出しましたが、INSTRUMENTS & DEVICES/IOL部門でWINNER（一位）を獲得しました！これで4年連続・6回目の受賞となりました。今年も世界への挑戦で結果が出せたことは望外の喜びです。今回の内容はヘッズアップサージャリーという大画面に手術画像を映し出し、3D眼鏡をかけながら手術をするという、当院で取り入れているシステムで白内障手術をすると手術侵襲が軽くなるというものです。現在、当院ではすべてこのシステムを用いておりますので、当院で白内障手術を受ける方のご家族はこの画面を見学することができます。色々と未来への手術にもつながる画期的なシステムです。さて、アメリカのコロナ事情ですが、学会に参加している方々を含めほぼノーマスクで日本とは大きく違い、日常の中でコロナパンデミックを意識させるものはほとんどなく、日常を取り戻している感じでした。TVニュースもコロナ関連のものはなく、日本を含めたアジアの現状ととらえ方が大きく違うと思いました。私自身は、学会場などの人の集まる場所ではなるべくマスクをして感染対策を続けていました。逆に目立ちましたが・・・日本に入国する際には出国前のPCR,そして帰国時の抗原検査ともに陰性でしたが、大事を取って4月30日までは院長診察はお休みとさせていただいております。海外学会への挑戦は、今後も続けていく所存です。